手遅れにならないために|40代からの血糖値(糖尿病)対策

40代で血糖値が高いと言われたら。糖尿病になる前に血糖値対策を!

定期健康診断で要精密検査と判定されても、病院で受診しない人がいる例は後を絶ちません。

 

しかし、検査項目の中で特に糖尿病について ほうっておくと、後から大変なことになる恐れがあります。

 

そもそも40代は、自分では健康だと思っていても、身体のあちこちにガタが現れる年代です。

 

ですから、定期健康診断でひっかても、一過性のものと油断せずに忍び寄る病魔に真正面から向き合いましょう。

40代で血糖値が高く、糖尿病に進んだら

40代で血糖値が少々高くとも、自覚症状があまり現れないのは糖尿病の恐ろしいところです。

 

要精検となれば、どんな事情があろうとも、まず病院で糖尿病の検査を受けることが必要です。

 

しかし、これを怠って、放置したままにしておくと、以下のような糖尿病の合併症に悩まされることになります。

40代で高血糖が続き、糖尿病になったら気を付けるべき合併症

糖尿病の合併症として、神経障害、網膜症、腎症などの慢性合併症は三大合併症として有名です。

 

それ以外には、動脈硬化が起こります。

 

その結果として、狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳梗塞や脳出血などの脳卒中が起こりやすくなります。また足の動脈硬化から歩行困難になったり、壊疽(組織が腐ってしまうこと)が起きたりもします。

 

また、感染症にかかりやすくなります。

 

高血糖はまた、免疫機能を低下させたりして、感染症にかかりやすくします。かぜやインフルエンザ、肺炎、結核、膀胱炎、水虫などに、より注意が必要です。

 

その他には高血圧や脂質異常症、骨粗鬆症、歯周病などの合併が高率にみられます。

 

 

糖尿病は、一度発病すると治すのは大変なことです。

 

従って、糖尿病と診断されたら、きちんと血糖値をコントロールして合併症を予防することが大切です。

 

そのためには、必ず通院して毎月1回は血糖値とヘモグロビンA1cを測定し、記録をしてその変化を見ましょう。

 

 

そして仮に合併症が起きたとしても血糖コントロールを保つことで、その進行を遅らせることができます。

40代で血糖値が高く、糖尿病になった体験談

40代の半ば、血糖値は若干高かったが、要精密検査までは至らなかった。

 

この頃は血圧が高く、血糖値よりむしろこちらの方を心配していた。

 

高血圧に対して、生活習慣を特に改めることはなく、そのままにしていた。

 

そのままというのは、週3日ばかり外で飲んで帰宅し、従って床に就くのは大体決まって毎晩午前1時、2時と決まっていた。

 

そればかりか、真っ直ぐ家に帰宅しても、就寝時間は同様であった。

 

もうこれが一種の習慣になっていたのだ。

 

食事も20代の頃は一々食品の栄養を考えながら摂っていたにもかかわらず、この頃は栄養面など全く無視。

 

好きなものばかり食べていた。

 

 

しかし、高血圧になると多少塩分を気にするようになった。

 

そもそも高血圧というのは一長一夕に治るはずもなく、また真剣に取り組もうともしなかった。

 

 

高血圧はそのままで、40代後半で糖尿病の疑いありと、要精密検査を受けることになった。

 

病院へ行き、経口ブドウ糖負荷試験をおこなった。

 

その結果今回h完全に「糖尿病」と診断された。

 

医者からは栄養療法による改善のための栄養指導を栄養管理士から受けなさいと言われた。

 

この時点で、私の頭の中には「糖尿病?」という疑問符がついていた。

 

当時自分は病気だなんてこれっぽっちも思わなかったし、そもそもが一体何をどうやったらいいのかさっぱりわからなったし、行動も起こさなかった。

 

放置したままそれから50代を過ぎたある日それが突然やって来た。

 

 

ある日、深夜2時頃突然右手に力がひらなくんった。

 

子供の試験勉強に付き合ってコタツに入りながら甘いお菓子を食べていた時である。

 

ボールペンはもちろん、ティッシュさえ持ったりつかんだりすることができない!

 

なんとなく予感で「これは「脳梗塞か?」と疑念が湧いた。

 

それから1時間寝て、何も異常がなかったら良し、もし右手が不自由なようなら、直ぐ救急車を呼ぼうと決意して横になって寝た。

 

1時間後、残念ながら奇跡は起こらなく、右手は依然として力が入らないばかりではなく、今度は右足もおかしくなっていた。

 

救急車で病院に運ばれると、直ぐに血栓を溶かす点滴をしてもらった。

 

やはり脳梗塞で、あと1時間遅れるとヤバいところだったことが判明した。これがまさに不幸中の幸いなのか?

 

点滴はベッドの上で身動きできない状態で四日四番続いた(現在は良い点適薬があるみたいで、短期間で終わるみたいだ)。

 

五日目。朝食を摂ったが、相変わらず右手は全くいう事を聞いてくれない。

 

幸い両利きだったので、それからは左手でたべることにした。

 

午後から右手を中心としたリハビリ(右足はほとんど不自由はなかったが、ちょっと「びっこ」を引く程度だった)。

 

この日の夜、今後の自分のことを考えると無性に病気になった悔しさと不安で涙が溢れた。

 

リハビリを続けるも、「本当にこんなことで効果があるのか」と疑問だった。

 

リハビリは確か10日間位続いたが、最初の疑問に反して、自分でも驚くほどかいふくしていった。

 

とは言っても、回復程度は50%位だが。

 

とは言え、内心「左手があるさ」と高を括っていたのだが。

 

文字を書くのは完全に右効き、パソコンも右手が使えないとかなり不自由だ。

 

それはともかく、なぜこのような脳梗塞なってしまったのか?考えた。

 

結論は、直接の原因は「糖尿病」と「高血圧」につきる。

 

 

入院先の病院は総合病院だったので、それぞれ専門科に紹介を受けた。

 

高血圧はここでは一先ず置いといて、糖尿病を中心に記して置く。

 

 

最初に医者からの説明は、定番だが食事療法と運動量法。

 

糖尿病専門の病院以外はどこの病院でもほとんど糖尿病に関してのカンファレンスなどはなく、極端な言い方をすれば「勝手に自分で治して下さい」という雰囲気だった。

 

この頃から通院する内に、医者は、体重測定と血液検査して結果(血糖値とHba1c)を伝え、処方箋を書いて終わり、という自分にとっては何か物足りない感じであった。

 

数か月して、薬をただ飲むだけでは良くならないということがわかった。

 

そして、この時初めて自分で治す以外に方法はないと秘かに思った。

 

運動はウォーキングで毎日やろうと努力したが、脳梗塞の影響により片足がある程度の時間長く使えないのでこれは断念した。

 

となると、あとは食事療法とインスリンを出している膵臓の機能の回復。

 

しかし膵臓の機能の回復は血糖値が下がりさえすれば、自ずといく分かは回復するので、まずはやはり食事をどう摂れば良いか、この一点に焦点を当てた。

 

 

食事療法で今もてはやされているのは「糖質制限食」だが、この当時はそういう療法はあまり聞かなかったので、「糖の吸収を遅らせる」方法を調べてみた。

 

それが食物繊維であった。

 

それと、あまりあてにならないがグリセミック指数(GI)も参考にした。

 

その結果、自己療法で食事は、

 

朝と昼の主食は玄米、

 

夜はgi値が65(白米84)のパスタを選んだ。

 

その上で、数種類のキノコ、主にしめじを食前に食べた。

 

但し、一袋(100g)をしっかり食べた。

 

こんな生活を2ヵ月続けて病院に行った。

 

その結果、HbA1cが6.8%から5.4%と驚異的に下がった。

 

医者もこの結果には驚いたようで、その方法を訊いてきた。

 

これに気を良くして、「もうこの方法でやれば薬は必要ない」と慢心してしまった。

 

実はこれが後々とんでもない結果をもたらすとは知らずに。

 

 

薬を飲むことを止め、病院へ行くことも止めて8年が経過していた。

 

そんなある日、市からがん検診のお知らせが届いた。

 

そう言えば過去何年かは受けたことがなく、健診項目の一つに大腸ガン検診があった。

 

蒸しの知らせというか、何故か受けなければならない、というメッセージが頭に浮かんだ。

 

そして結果は内視鏡で大きく映った特大のポリープが出来ていた。

 

一応悪性か良性かを判断するため病理検査に廻すとのこと。

 

結果は火を見るより明らかだったが、結果が出るまで2週間かかるとの事。

 

2週間後、再度検査結果を訊きに病院へ行った。

 

結果はやはり大腸がんだった。

 

そればかりか、血圧と血糖値もかなり高く、紹介状を書いてもらい、例の市の総合病院行くことにした。

 

この時大腸がんのことばかりが頭を染めていたが、血圧および血糖値も驚くべきものであった。

 

血圧165/105Hg、血糖値は229mg/dl(空腹時)だった。

 

 

その後、大腸がん(直腸がん)の手術を受けたのだが、血糖値が高いため直ぐには手術は受けられず、1週間ほど血糖値が下がるまで待たなければならなかった。

 

1週間後無事手術は終わった。

 

退院後、徹底した食事の見直し及び自分に合った運動を取り入れることにした。

 

直腸がんの5年生存率は他のがんに比べて比較的高いが、退院後の生活が一番大切だ。

 

ただ、糖尿病も患っているので、特に食事には最大限の注意を払った。

 

特に半年間は人工肛門だったので、食物繊維を多く含んだ食品は避けなければならないため、血糖値の兼ね合いでその辺は細かく神経を使った。

 

さて、がんの定期健診でct検査、内視鏡検査で異常は見られなかったので、後は血糖値コントロールに励めば良かった。

 

ここ2年血糖値、HbA1cは5.9%〜6.2%、空腹時血糖値は114mg/dl。実際は食後120分で測ることが多く、121〜179mg*dlだった。

 

 

以上、とりとめのない体験談をかきましたが、実はここからが大切な部分です。

 

もしあなたが40代で糖尿病と診断されたら、

出来れば糖尿病専門外来を受診されるのが望ましいですが、

 

糖尿病専門医のいる病院ならどこでも良いでしょう。

 

と言いますのも、医者から言われる(勧められる)のはほぼ決まり切ったことだからです。

 

食事療法

 

運動療法

 

この二つだからです。

 

その上での薬です。

 

食事療法は管理栄養士が栄養指導を行うものです。

 

確かに病院で出されるような食事ばかりであれば、ほぼ確実に血糖値は下がります。

 

下がりますが、病院では規則正しい生活を送りますので、この面からも糖尿病に対する重要なポイントと言えます。

 

 

しかし、現実に上記二つの療法は会社で働く40代の忙しいあなたが毎日継続して行うのは極めて難しいのではないでしょうか?

 

とは言え、取り組むのが難しくとも、最低限1月1回は必ず病院へ通うのが糖尿病対策の絶対条件と言えます。

 

何故なら、病院へ通って採決してもらえれば、血糖値とHbA1cを知ることができます。

 

さらに体重や血圧も測ってもらえます。

 

ここで、糖尿病は体重、血圧、さらに私の体験上睡眠不足が深く関わりあっていると思います。

体重と糖尿病の関係

BMI(Body Mass Index)という肥満かどうか判断する指標は広く用いられています。

 

日本ではBMIが25以上を肥満としています。

 

BMIが高くなればなるほど*2型糖尿病が発症しやすい傾向があることがわかっています。

 

*2型糖尿病は、インスリンが出にくくなったり、インスリンが効きにくくなったりすることによって血糖値が高くなるもの。中高年に多い。

 

肥満と言えば、40代〜50代の男性に多いのが内臓脂肪型肥満です。

 

この内臓脂肪型肥満は、身体に様々な悪影響を及ぼします。

 

○インスリン抵抗性(インスリンの働きがよくない状態)を悪化させる。⇒結果血糖値を上昇させる原因となる。

 

○蓄積された脂肪が分解されて、再び血液中に入りやすくなる。⇒血液中の中性脂肪やコレステロールを増やす原因となる。

 

○血圧を維持する物質の機能が低下し、反対に上昇させる物質が分泌される。⇒血圧の上昇をまねく原因となる。

 

 

要するに、内臓脂肪型肥満の人は、上記3つ全部、またはいずれか改善しようと思うなら、先ずは体重を落とすことが解決の糸口になるのないでしょうか?

 

ところで、ここ近年奇跡のホルモンと呼ばれリ「アディポネクチン」が世界中で脚光を浴びています。

 

肥満には、@皮下脂肪が細胞分裂して増えるものと、A内臓脂肪自体が大きくなるものの二種類あります。

 

アディポネクチンはAの内臓脂肪と深い関係があります。

 

内臓脂肪が溜まると血中(アディポネクチン)濃度が下がります。

 

肥満によってアディポネクチンが少し下がるだけで多くの病気と関係してきます。

 

本来アディポネクチンは、
@血管の傷ついた部分を修復
A脂肪や糖などの消費を促進
の機能をもっていますが。

 

糖尿病や高血圧、動脈硬化などを防ぐ効果もあります。さらにはガン予防の報告もあります。

血圧と糖尿病の関係

糖尿病の人は高血圧になりやすく、最終的には2人に1人が高血圧になると言われています。

 

糖尿病+高血圧は合併症の発症リスクが3〜4倍高まると言われています。

 

この合併症のリスクから逃れるには、日々の糖尿病及び血圧コントロールが不可欠になります。

 

・高血糖によって循環血液量が増え、血圧が高くなる。

 

・肥満になると交感神経系の緊張により血圧が上がる。

 

・高血糖によって動脈硬化が進み血圧が上がる。

 

尚、高血圧の人も糖尿病と同じく、薬物療法に加えて食事療法と運動療法が基本となります。

睡眠不足と糖尿病の関係

私の体験談で書きましたように、脳梗塞の原因を考えていたら、一本の線でつながりました。

 

睡眠不足⇒高血圧⇒糖尿病⇒脳梗塞の発症

 

食事療法とか運動療法という前に、先ずは規則正しい生活から取り組むべきだと考えます。

 

特に就寝時間は遅くとも午前0時迄(私の通っていた病院は午後9時30分でした)。

運動療法について

運動療法と聞くと、言い訳の口実として「効果があるかないのかわからない」というのがあります。

 

私も今まで全くやってきませんでしたが、今年の初め車の駐車スペースがなくなり、電動自転車に乗ることを決意しました。

 

運動効果はそんなにないだろうと思っていましたが、血糖値と血圧測定してビックリ!(約4ヶ月位で)。

 

血糖値はいつも標準だったのでわかりませんが、血圧が毎回125/77mmHg前後(家庭用)。

 

高い時は150mmHgtokaとか170mmHgとかあったのに・・・。不思議です。

 

あ、因みに血管年齢は3年前に測ってもらった時は80歳と言われショックだったのですが、1年前に測った時は60歳と若返っていました。

 

その後は測っていませんが、血管年齢は努力すれば若返ります。

 

血管年齢が若返れば、血管に関する様々なリスクから免れることもできます。